初“MOBA”でもハマる『ポケモンユナイト』の沼っぷり「誰でもチームのためになれること」(2)【ヤマグチクエスト・コラム】の画像
画像はNintendo Switch版『ポケモンユナイト』公式サイトより

 どうも、ヤマグチクエストです。今回は、スマホ版も盛り上がっている『ポケモンユナイト』のお話をしていきます。MOBA初心者だった私が、Nintendo Switch版のリリース日からほとんど毎日のようにのめり込み、気づけば「ポケモンユナイトのことばかりを考える」日々を過ごすほどハマることになった同作。この記事では、実際に始める人に向けて、うまい・ヘタは関係なく、誰でもチームのために出来ることをお教えします。

 ポケモンユナイトには上・中・下の3つのルートがあり、基本的には「2・1・2」の配分で分かれてスタートします。

 キャラクター選択時に、自分がどのルートに向かうかを仲間に伝えることができるのですが、初心者はどこに行けばいいのか分かりませんよね。その結果、どのルートに行くか宣言せず、結局自分はさっきこのルートに行ったからこっちに行く、このポケモンはこのルートがおすすめと言っていた、と自分の中でルートを決めてしまいますが、これは“絶対に”やめましょう。

 あなたが宣言しないことで、ほかの4人は「2・1・2」の配分ができるかどうか定まらない状態でゲームが始まり、結果「1・2・2」になったり、ルートの譲り合いが起きて、序盤に遅れてしまったり、といいことがありません。

 一応、ルートごとに適性が異なるので、自分が使うポケモンに適したルートを宣言することが重要ですが、初めのうちはほかの4人のルートを見た後に空いているルートを宣言する、という流れで問題ありません。

 とにかく、5人で息を合わせることが勝利の近道なので、できる限りコミュニケーションをとりましょう。

 そして、ゲームが始まり、それぞれのルートに進むことになったら、そのルートにいる野生ポケモンを倒しながら、相手チームと相対していきます。このときに重要なのは、「ほかのルートの野生ポケモンは極力倒さない」ということです。

 ポケモンユナイトでは、たくさん野生ポケモンを倒してレベルを上げていくゲームなので、目の前にいる野生ポケモンはなるべく倒したくなりがちですが、各ルートに役割があるので、メンバーの経験値を奪ってしまうとそのルートで相手に勝ちにくくなってしまう場合があります。

 例えば、真ん中の「1」のルートは、チームで一番経験値を稼ぎやすいルートで、試合を引っ張っていくエースポケモンが担うルートです。このルートは誰よりも早くレベルを上げて、影響力を上げていく必要があるので、ほかのルートの人に野生ポケモンを取られてしまうと、その影響力が格段に下がります。

 一番責任の重いポジションでもあるので、エースポケモンにはなるべくたくさんの経験値を渡した方が勝ちやすく、各ルートの人も安心して試合を運べるようになります。

 なので、真ん中のルートの野生ポケモンを上下ルートの人が倒すのは、なるべく控えましょう。少なくとも、ゲーム開始から3分間はよほどのことがない限り、触れてはいけません。

 そして真ん中のルートは、非常に楽しいです。

 定石が分かっている人からはこのように成長させる手助けをしてもらえるし、誰よりも早く成長できるので相手を倒しやすく、エースとして試合を展開できるので爽快感もあります。

 しかし、だからこそ重いのです。

 はっきり言って、負けたら真ん中のルートのせい、と言われても過言ではないほどの責任の重いポジションです。それだけこのゲームを楽しむ上での要素をたくさん味わえるし、ほかのルートよりも敵を倒しやすいのでほんとに楽しいんですが、選ぶ際は「自分がこのチームを勝たせるんだ」という強い気持ちで選びましょう。

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