■艦長から特務部隊を率いるリーダーにまで成長
続いて第2位(16.3%)に選ばれたのは「ブライト・ノア」。『機動戦士ガンダム』のときはまだ10代の士官候補生だったブライトは、ホワイトベース、アーガマ、ネェル・アーガマなどの艦長を務め、映画『逆襲のシャア』のときには独立新興部隊「ロンド・ベル」の艦隊司令になっていた。
若かりし頃のブライトは、周囲の人間に対して甘えを許さない厳しすぎる対応をとる場面もあったが、次第に人間的に大きく成長。そんなブライトに対する部下からの信頼は厚い。
それを象徴するのが、『逆襲のシャア』でシャア率いるネオ・ジオンの「アクシズ落とし」を阻止する作戦をクルーに告げた場面。最後にブライトは「すまんがみんなの命をくれ」と言って敬礼すると、彼の言葉にクルー全員が無言の敬礼で応える。まさにリーダーであるブライトに対する、絶大な信頼が感じられるシーンだった。
ブライトを選んだ回答者からは「誠実で頼りがいがありそう」(39歳・男性)、「危険な考えがなく、部下も思いやれる」(35歳・男性)、「若い頃からクルーをまとめ上げる能力を持っていた」(37歳・男性)、「トラブルが起こっても冷静な判断で適切に対応できる能力がある」(45歳・男性)、「将軍レベルの階級ではないものの、幾多の戦いを生き残るのは軍人として立派」(52歳・男性)、「生涯ブレることもなく部下にも公正な考え方をして自身の仕事をこなしたから」(51歳・男性)などの意見が上がっていた。