仮面ライダー50周年記念作品にして令和仮面ライダー3作目として9月5日より放送開始された『仮面ライダーリバイス』。自らの内に潜む悪魔と契約して変身する「仮面ライダーリバイ」と、悪魔バイスが変身する「仮面ライダーバイス」がコンビを組むという新たな切り口で、特撮ファンの反応は上々。仮面ライダーやスーパー戦隊などの特撮ドラマでは、メインのヒーローはもちろん、脇を固めるキャラクターたちも欠かせない要素で、中でもヒロインや女幹部では数々の名物キャラが誕生した。
『仮面ライダーリバイス』も例外ではなく、制作発表でキャストが明らかになったときから話題になっていたのは、悪魔を崇拝する組織「デッドマンズ」の首領・アギレラを演じる浅倉唯。元アイドルという経歴を持つだけありインスタグラムや『週刊プレイボーイ』(集英社)では可憐な笑顔を見せている彼女だが、番組では肩出しの真紅の衣装を身にまとった“アギレラ様”として、まさに小悪魔的な魅力を振りまいている。ストーリーにどう関わっていくか、今後の活躍に期待は高まるばかりだ。
もちろんメインヒロインにも引かれつつも、悪役だからこそ醸し出せる女幹部の妖艶な美しさに魅せられてしまうという少年や、かつての少年も多いのではないだろうか? そこで今回は、そうした妖しくも美しい女幹部たちの系譜を振り返ってみたい。
麗しき女幹部たちの系譜には、大きく分けて2つの系統がある。ひとつは冒頭に紹介したアギレラ様のような「可憐な美少女タイプ」。そしてもうひとつはオトナの女の色香をふりまく「セクシー悪女タイプ」だ。