『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてド派手なバトルシーンが登場する漫画の人気は、昔も今も変わりません。とくにジャンプ黄金期と呼ばれた1980年代から90年代にかけては、いまだに高い人気を誇る数多くのバトル漫画の名作が誕生。作品の登場キャラが戦闘時に用いるバトルスタイル、いわゆる“流派”に憧れた人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はジャンプ黄金期を知る30代から40代の男性読者200名を対象にアンケート調査を実施。もし自分がジャンプ作品の主人公だったとしたら「身につけたい流派」はどれなのかを回答して頂きました。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■吸血鬼も倒せる“独特の呼吸法”がベース
まず第3位(8%)に選ばれたのは『ジョジョの奇妙な冒険』に登場した「波紋法」。東洋で生まれた秘術で、厳しい修行の末に会得した者は“波紋使い”などと呼ばれます。『ジョジョ』の作中では、スタンド能力が登場する前に一世を風靡しました。
波紋法の独特の呼吸によって生み出されたエネルギーは、太陽光と同様の性質を持っていることから、強敵である吸血鬼の体にも絶大な威力を発揮。また“波紋”の名が示すように、さまざまな物体にエネルギーを流すことで「波紋疾走(オーバードライブ)」と呼ばれる技を繰り出すこともできます。
ほかにも波紋の呼吸法を身につけると「身体能力が上がる」「若さを保つ」「治癒が行える」など、さまざまなメリットがありました。
そんな波紋法を習得してみたいという人からは「戦い以外にもいろいろ便利そう」(44歳・男性)、「水の上を歩いてみたい」(48歳・男性)、「世代の読者ならば一度は憧れたはず」(42歳・男性)、「リアルでもギリ習得できそうな感じがする微妙なラインなので」(40歳・男性)などが理由として挙がっています。