■Netflixで実写化も予定される『幽白』のその後

 第2位(12.7%)になったのは『幽☆遊☆白書』だった。

 1990年から1994年まで連載されていた冨樫義博氏による同作は、主人公・浦飯幽助が死亡するという異例の展開から物語がスタートした。その後、霊界探偵としてよみがえった幽助が、暗黒武術会編や仙水編や魔界編などで、仲間とともに強敵たちと戦っていく。魔界編でのトーナメントのあとは再び日本に舞台を移し、連載初期のような霊界探偵としてのエピソードが描かれる。厳しいバトルを終えてすぐの最終回ではなく、どこか寂しい雰囲気が漂う静かな最終回となった。

 Netflixで実写化が予定されている『幽☆遊☆白書』。2010年から刊行された文庫版12巻では、冨樫氏によるちょっとしたオマケ漫画が掲載されたが、やはり“続き”に期待する声は多い。「いろいろなキャラのその後の姿が見てみたい。妄想するしかない」(40歳・男性)、「数ページでもいいから続きを読んでみたい」(41歳・男性)、「あっさりと終わってしまったので寂しい」(35歳・男性)、「現実世界の話がメインで終わってしまったので」(40歳・男性)、「続編があったら、また流行ると思います!」(27歳・男性)というコメントが寄せられた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3