8月10日に発売された『週刊少年ジャンプ』2021年36・37合併号(集英社)に、2001年から2016年まで連載されていた久保帯人氏による人気漫画『BLEACH』の20周年記念読み切りが掲載された。「NO BREATHES FROM HELL 獄頤鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)」と題された同作は、本編の主人公・一護の息子が登場する最終回後の世界を描いたもので、本編で活躍したおなじみのメンバーも多く登場。SNSでは「続きを連載してほしい」と話題を集めた。
『BLEACH』に限らず、読者にとって夢中になって読んだ作品の「続きが読んでみたい」と願う漫画は少なくないはず。そこで今回は、10代から40代の男性300人にアンケート調査を実施し、『週刊少年ジャンプ』の歴代作品の中から「『最終回後の続き』がもしも読めるとしたら読みたい作品」を答えてもらった。アンケートの結果をランキング形式で紹介する。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず第3位に選ばれたのは9.0%の得票率を集めた『北斗の拳』。原作・武論尊氏、作画・原哲夫氏による1983年から1988年にかけて連載された漫画で、核戦争によって秩序が失われた世界を舞台に、主人公・ケンシロウの生き様が描かれたハードボイルドアクション作品。
北斗四兄弟の長兄・ラオウと、北斗神拳伝承者に選ばれた末弟・ケンシロウによる最終決戦。自らの秘孔を突いて壮絶な最期を迎えたラオウの最後が印象に残っているという人が多いだろう。そして迎えた最終回では、ケンシロウの力によりバットは生き返りリンと結ばれ、ケンシロウは「死すならば戦いの荒野で」と一人旅立っていく。
2001年からは『週刊コミックバンチ』で過去の物語を描く『蒼天の拳』が連載。2017年からは『月刊コミックゼノン』で『蒼天の拳 リジェネシス』が連載中だが、『北斗の拳』の“続き”を期待する声が多く、アンケートでは「孤独に戦うケンシロウに救いがほしい」(42歳・男性)、「まだストーリーが続きそうな終わり方だったから」(49歳・男性)、「ラオウ・カイオウを超える印象的な敵との戦いが見たい」(38歳・男性)という意見が集まった。