『週刊少年ジャンプ』にはバトルをメインにした作品が多く、作品の数だけ魅力的な人物が多く登場する。彼らの扱う武器の多くは自身の肉体、刀剣や魔法などオーソドックスなものが多いが、作品の数が多い分、珍しい変わった武器で敵と戦うキャラクターも登場してきた。
そこで今回は10代から40代の男性300人を対象に、『週刊少年ジャンプ』に登場する変わった武器を使うキャラクターの中から「一番戦い方が好きなキャラ」を1名挙げてもらった。さまざまなキャラの名前が挙がる中、特に意見が目立った上位3人を紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず第3位(10.0%)になったのは『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター。
荒木飛呂彦氏の代表作である『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部の主人公・ジョセフは、アメリカンクラッカーに波紋を流し込んでワムウと戦った。このクラッカーは鉄製で、直接殴りつけるだけでなく、投げつけて飛び道具として使用されることも。またジョセフはアメリカンクラッカーだけでなく、コーラやテキーラの瓶に波紋を流して栓を弾き飛ばしたり、引き抜いた頭髪に波紋を流して弾丸を防いだりと、意外な道具を使ってのトリッキーな攻撃を得意としていた。
選んだ人からは「今の子どもはアメリカンクラッカーを知らなそうだけど、当時は流行っていたし自然でした」(49歳・男性)、「突拍子もないキャラだけに、武器も合ってる」(37歳・男性)、「ジョジョを読んだ後、祭りの出店でアメリカンクラッカーを買った覚えがあります」(43歳・男性)、「戦い方が好きです」(49歳・男性)というコメントが寄せられた。ひょうひょうとしたキャラクターから繰り出されるイカサマ攻撃のカッコよさは『ジョジョ』界ナンバーワンかも? なお、同じく第2部で“シャボン玉”を武器に戦うシーザー・A・ツェペリにも少数ながら票が寄せられた。