HUNTER×HUNTER、るろうに剣心、ドラゴンボール…ジャンプ作品「トラウマ必至の戦慄シーン」3選の画像
HUNTER×HUNTER、るろうに剣心、ドラゴンボール…ジャンプ作品「トラウマ必至の戦慄シーン」3選の画像

週刊少年ジャンプ』(集英社)の名作と呼ばれる作品は、いつの時代もドラマチックな展開で読者の胸をアツくしてくれます。昔から『ジャンプ』と言えば「友情・努力・勝利」のスローガンでおなじみですが、そうした物語の中には、ときどき読者を凍りつかせるような衝撃的なシーンもありました。

 そこで本記事では、ジャンプの一読者として当時ショックを受けた、有名作品の戦慄シーンをご紹介したいと思います。

■主人公の同期を襲った残酷すぎる仕打ち

 まず紹介したいのが、冨樫義博氏の『HUNTER×HUNTER』に登場した衝撃の場面です。それは「キメラアント編」の序盤で起こりました。

 

※以下の内容には『HUNTER×HUNTER』のコミックス19巻までの内容を含むキャラクターの生死に関するネタバレがあるので未読の方はご注意ください。


 主人公のゴンと同じ第287期のハンター試験を合格した、幻獣ハンターのポックル。弓を持ち、小柄な男の子のような容姿をしていたので覚えている人も多いかもしれません。そのポックルは、危険な巨大昆虫生物が発生したとの報を受け、ほかのハンターたちと潜入調査を行っていました。

 ポックルのいた部隊は虫たちの危険性を察知し、早めに撤退しようとしますが、キメラアントが捕捉。仲間が次々と殺されていく中、ポックルは神経毒を食らって麻痺。生け捕りにされてしまいます。

 ただポックルは奥歯に解毒剤をしこんでいたため、食料にされる前に蟻の貯蔵庫に潜伏。しかし、キメラアントの幹部・ネフェルピトーがポックルの存在を察知し、すぐに捕獲されました。

 そして衝撃的だったのは、ネフェルピトーが念能力に関する情報をポックルから聞き出す場面です。ポックルの頭部を切開したネフェルピトーは、針のような器具を使って脳に直接刺激を与えながら、ポックルに念能力の情報を聞き出していきます。

 服を脱がされ、白目をむいたポックルがよだれを垂らしながら脳をイジられている姿はかなり猟奇的で、心にくるものがありました……。

  1. 1
  2. 2
  3. 3