■大国すら屈服する「圧倒的な武力」

 続いて第2位(14.5%)に支持されたのは、『バキ』シリーズに登場する「範馬勇次郎」。主人公・範馬刃牙のお父さんです。

 今回は“お父さん”というくくりですが、範馬勇次郎の場合は漫画全体の「最強キャラ論争」にも必ず名前が挙がるほどの強者。「地上最強の生物」と呼ばれ、圧倒的な武力を誇る人物です。

 その肉体の強さは“対人間”という枠を飛び越え、「極めればたった一人の暴力でも国家に対抗しうる」とさえ評されます。作中では、アメリカが勇次郎1人と異例の友好条約を締結。新しい大統領が就任するたびに勇次郎の前で大統領が友好を宣言するという、衝撃的なシーンもありました。

 ほかにも勇次郎が生まれた日に、東洋にとてつもない脅威が誕生したと大国の首脳が直感し、「核兵器の保有を決意した」という描写があったり、アメリカが勇次郎の動向を警戒するあまり偵察衛星を使って24時間体制で監視している様子なども描かれています。

 そんな範馬勇次郎を挙げた人からは「負ける姿が一切想像できない」(32歳・男性)、「地球が滅んでもなぜか普通に生きていそう」(36歳・男性)、「地上最強の生物なので、誰かと比べるのも失礼」(32歳・男性)、「他のキャラは何となく強さの限界が見えるが、範馬勇次郎はそれが見えない」(33歳・男性)などのコメントが寄せられています。

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