お笑いタレントであり、漫画家としても活躍する矢部太郎さん(44)の新刊『ぼくのお父さん』(新潮社)が6月17日に発売され、話題を呼んでいます。こちらは矢部さんのお父さんとのエピソードを描いたエッセイ漫画ですが、昔から漫画作品において「お父さんキャラ」がキーパーソンとなる作品は多いですよね。
そこで今回は30代から40代の男性200名を対象に、漫画に登場する「お父さんキャラ」に関するアンケート調査を実施。「一番強いと思うお父さん」を選んでいただきました。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■誰よりも家族を愛する最強のサラリーマン!?
第3位(9.5%)に選ばれたのは、『クレヨンしんちゃん』に登場する「野原ひろし」。言わずと知れた、しんのすけやひまわりのお父さんです。
今回「一番強いと思うお父さん」というアンケートだったので、バトル漫画の“お父さんキャラ”が上位を独占するかと思いましたが、まさかのギャグコメディ作品からのランクインとなりました。
ひろしといえば、埼玉県春日部市に暮らす野原家の大黒柱。いわゆる普通のサラリーマン(中間管理職)です。だらしないところもある平凡な一般人に見えますが、家族を愛する気持ちは人一倍強いステキなお父さん。野原家に危機が迫ったときは、どんな強敵が相手でも立ち向かおうとする正義感あふれる性格で、家族愛を隠そうともしない「アツいセリフ」も魅力です。
そんな野原ひろしを選んだ人からは「家族のためなら命を張る男だから」(30歳・男性)、「超能力など持っていない“普通”の人間が、あそこまでムチャをして家族を守ろうとする姿に心を打たれる」(49歳・男性)、「地上最強のサラリーマンは野原ひろしをおいて他にはいない」(38歳・男性)などのコメントが寄せられました。
また、中には「足のニオイが最凶」(34歳・男性)、「どんなに強い敵も足の臭さで撃退できる」(37歳・男性)といった意見も……。