『マンキン』に『フルバ』再アニメ化のブーム続く! 2000年代の『ジャンプ』漫画で「もう一度アニメ化してほしい」名作は?の画像
『マンキン』に『フルバ』再アニメ化のブーム続く! 2000年代の『ジャンプ』漫画で「もう一度アニメ化してほしい」名作は?の画像

 今年4月から完全新作が放送中の武井宏之氏の漫画原作のアニメ『SHAMAN KING』。6月28日の放送で感動のフィナーレを迎えた高屋奈月氏の漫画が原作のアニメ『フルーツバスケット』。また今年に入って峰倉かずや氏原作の『最遊記』シリーズも通算5度目となるアニメ化が発表された。気になるタイトルは『最遊記RELOAD -ZEROIN-』。詳細の発表が待たれている。

 いずれも過去に一度はアニメ化されたことのある名作漫画だが、現在のアラサー世代が夢中になった1990年代後半から2000年代初期の漫画作品が再アニメ化されてヒットする傾向がある昨今。『マンキン』や『最遊記』のほかにも、ネット上では「連載途中でアニメが原作に追いつきオリジナルの結末を迎えたもの」「今の技術力の高さでもう一度アニメを作ってほしいもの」について、再アニメ化を希望する声が後を絶たない。今回はその中から、特に意見が上がりやすい『ジャンプ』作品について振り返りたい。

■イケメンキャラが多く女性ファンにも愛された『REBORN!』

 1つ目は、天野明氏原作の『家庭教師ヒットマンREBORN!』。原作漫画は2012年に完結しているが、数年前から新規グッズが発売されたり、2018年からは2.5次元舞台化されたりと今も過去のものとはいえない人気を集める作品だ。

 アニメは2006年から2010年まで放送。原作の「未来編」までが描かれており、その後はオリジナル展開となる「アルコバレーノ編」「1世(プリーモ)ファミリー編」が放送された。原作では「未来編」の後には「継承式編」や物語の核心に迫る「虹の呪い編」が続き大団円となったため、アニメでも原作どおりの完結を見守りたいという人が多そうだ。

 イケメンキャラが多く登場する能力バトル漫画で、女性ファンの多さも特徴的な作品だった『リボーン』だけに、現在の技術力による美麗なグラフィックでもう一度はじめからアニメを見たいという人も多いのでは。当時のファンだけでなく、新たなファン層の獲得も期待できそうだ。

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