■地形を生かして戦おう!

『ファミコンウォーズ』より、マップ選択画面

「ソラマメジマ」「オニギリジマ」など17個のマップから戦う舞台を選ぶ。プレイヤーの仕事は、単に軍を動かすだけではない。「ホヘイ」「セントウコウヘイ」「センシャA」「センシャB」「タイクウミサイル」「ホキュウシャ」「セントウキ」「バクゲキキ」「センカン」などなど、敵陣地に乗り込むために、ユニットを生産しなければならない。

基本は「歩兵」

 1000Gともっとも安く生産できる「歩兵」は山や川も越えることができる基本となるユニット。だが当然彼らだけではやられてしまうため、バズーカを撃てる「戦闘工兵(機動力がやや劣る)」だったり「戦車」を生産する必要がある。その戦車にもAとBの2種類が存在し、Aは強力な火力を持つがコストがかかる。Bはやや貧弱な火力と装甲だが、Aの3分の1程度の額で生産ができるのだ。

 とそのように懐具合を計算に入れながら、いかに効率的に軍のユニットを固めるかが攻略のカギとなる。

マップによって戦術を変える必要もある

 森林や山岳などの地形を生かして、より有利な立ち位置で戦うことも重要だ。敵ユニットを山間の道に誘い込み(これを「隘路(あいろ)」と呼ぶ)、そこへ「自走砲A(3~5マス先のユニットに攻撃可能)」の砲撃を食らわせて数を減らす。隘路の出口にはあらかじめ戦車Aを配置しておき、最後はその戦車で敵を粉砕させる……という戦法も可能だ。

 ただ、上述のように地上部隊だけでは敵の「爆撃機」と戦うことはできない。ここは自軍にも「対空ミサイル」や「戦闘機」を用意したいところ。

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