■ギネス登録もされる世界的ファンの多い『遊戯王』

 そして、13.3%の人から支持されて堂々の第1位に選ばれたのは高橋和希氏の『遊☆戯☆王』だった。

 1996年から連載されていた『遊☆戯☆王』は気弱でいじめられっ子の主人公・武藤遊戯が心の中に別人格を宿し、悪人に「闇のゲーム」を執行するというストーリーだ。今でこそ「マジック&ウィザーズ」というトレーディングカードゲームのデュエルで知られている『遊☆戯☆王』だが連載当初は一話完結方式で、扱われるゲームの種類もさまざまだった。

 なお、同作のカード『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』は「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」としてギネス登録もされている。

 選んだ人からは「カードゲームがめちゃくちゃ流行りました。アニメも大好きです」(33歳・男性)、「漫画もアニメもカードも大好きでした。今でも実家に大量に保管してます」(37歳・男性)、「第1話の時点ではこのようにヒットするとは予想できなかった。すごい進化を遂げた作品だと思います」(44歳・男性)、「今見るとけっこうカオス(笑)」(48歳・男性)、「絵柄がコミカルだった」(43歳・男性)、という声が集まった。

 アニメ化やゲーム化もされた名作漫画がズラリと並んだ今回のランキング。この時期のジャンプは主人公が小学生や中学生のものも多く、現在連載されている作品群より年齢の設定が少し低いのも特徴。また5位以下には『世紀末リーダー伝たけし!』や『ボボボーボ・ボーボボ』などのギャグ漫画や『シャーマンキング』『ROOKIES』などのタイトルがランクインした。

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2001年の『週刊少年ジャンプ』名作ランキング1位から10位