■水木キャラの超有名人、ビビビの意外な本名
そして、２３.０％の人に選ばれて第１位になったのは、水木しげる氏が生み出した『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男だった。
ねずみ男の本名は「ペケペケ」。「ねずみ男」というのは種族の名前で、原作の『鬼太郎地獄編』収録「母を求めて地獄旅」の中で、ねずみ男の故郷を訪れた際、仲間に名前を呼ばれこの本名が発覚した。なお「ペケペケ」というのは、作者の水木しげる氏が出兵していたニューブリテン島のトライ族の人たちの言葉で「大便」の意味だという。
なんともヒドイ名前だが、今回は言葉の響きの珍しさもあって、多くの人から「意外な本名」として選ばれた。選んだ人からは「ねずみ男に名前があったことを初めて知った」（４７歳・女性）、「意味は分かりませんが、不思議な名前だと思う」（４０歳・女性）というコメントが寄せられた。
ねずみ男は作中では自身の利益のために簡単に仲間を裏切る、ずる賢くひきょうな人物として描かれているが、どこか人間味があって憎めない。水木氏も生前、インタビューなどで一番好きなキャラとしてねずみ男の名前を挙げている。
なお、４位以降にもふだんはなかなか名前が呼ばれないキャラが多く票を集めており、『ちびまる子ちゃん』の母と姉がともに上位に挙がったほか、設定だけ明かされている『ドラゴンボール』のミスター・サタンもランクインした。
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