■0.3秒の早撃ちガンマン、意外にも「のび太」も人気
そして堂々の第1位に輝いたのは、18.0%という得票率で『ルパン三世』の次元大介が選ばれた。
ルパンの相棒で射撃の名手である次元のイメージといえば、なんといっても早撃ちだろう。その速さは通常で0.7秒、本気を出せば0.3秒だというから驚きだ。アニメではほぼ一貫して帽子を深くかぶっているが、その理由は帽子のつばを射撃の照準合わせに使っているようだ。
愛用しているリボルバー銃はおもに「S&W M19 コンバット・マグナム」。ホルスターは使わず直接ズボンとシャツの間に挟んで持ち歩いており、作中では入念にメンテナンスをしている様子もしばしば見られる。
次元を選んだ人からは「小さいころから見ていたので」(42歳)、「銃は次元、刀は五ェ門」(56歳)、「次元から銃を奪ったら何もできないと思う」(46歳)、「アニメ界屈指の早撃ちガンマンだから」(36歳)といった声が寄せられている。ふだんの振る舞いも相まって、彼にハードボイルドな魅力を感じている人が多いようだ。
アニメ本編でも銃を扱う場面が多く出てくるダンディなキャラクターが名を連ねた今回のランキング。4位には意外にも『ドラえもん』ののび太がランクイン。そうそうたるメンバーの中では少し異質に思えるかも知れないが、何を隠そうのび太は狙撃の名手。劇場版などでその腕前を披露しており、難易度の高い両手撃ちもお手のもの。幾度となく仲間のピンチを救っている。今回の上位ランキングのキャラクターにも引けをとらない優れた実力を持っているのだ。