テレビアニメ『名探偵コナン』の劇場最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』が好評公開中だ。今作では「緋色」というタイトルの通り、FBI捜査官・赤井秀一をメインに赤井ファミリーに焦点をあてたストーリーが展開される。
赤井秀一といえば、高い狙撃能力を持つスナイパー。イギリス軍でも採用されるアキュラシー・インターナショナル社のライフル「L96A1」が愛機の正確無比の狙撃手で、ファンの心も射止めている人気キャラクターだ。拳や蹴りなどを使う肉体派、鋭い太刀筋で魅了する剣使い、アニメや漫画ではそれだけでなく、赤井のように銃を使って事件を解決するキャラクターも人気。そこで今回は30代から50代の男性300名にアンケート調査を行い、「最強だと思う銃を使うキャラクター」を1名ずつ挙げてもらった。上位キャラクターをランキング形式で紹介するとともに、彼らの愛用している銃についても紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■雑踏の中で標的のみを撃ち抜く正確な腕
第3位に選ばれたのは、12.3%の得票率で『シティーハンター』の冴羽リョウ。
ハードボイルドコメディ作品として知られる同作の主人公である冴羽リョウは、新宿を拠点として活動するプロの掃除屋(スイーパー)。クールな外見とは裏腹に、美女に対してはかなりスケベというギャップが魅力なキャラクターだ。作中ではここぞというときに冴羽が銃で早撃ちをするシーンも多く登場しており、作品のハードボイルドな魅力に花を添えている。
愛機はコルトパイソン357マグナム。昨年末には冴羽モデルのサイレンサーつきのコルトパイソンのガスガンが発売された。スイーパーとしての腕前はすさまじく、雑踏の中で街ゆく人の足や肩の隙間を通してターゲットだけを狙い撃ちしたり、壁の向こうにいる相手の息遣いを察知して撃ち当てたり、客席から試合中のボクサーの耳の穴に弾丸を打ち込んだりと名シーンだらけ。なお冴羽といえばロングコートがトレードマークだが、コートの内側には至るところにバラバラに分解した銃のパーツが仕込まれており、不測の事態にはそれらを組み立てることで簡易な銃を一丁作ることが可能。こうした子ども心をくすぐる設定も同作の魅力だ。
選んだ人からは「銃と夜の街が似合う男だと思う」(48歳)、「ここぞというときはかっこいいから」(41歳)、「この作品に銃は欠かせない」(39歳)、「スッと胸元から出し、すぐ撃つところがかっこいい」(55歳)というコメントが寄せられた。