■10時間微動だにせず標的を狙うスゴ技

 第2位には『ゴルゴ13』のデューク・東郷がランクイン(14.7%)。彫りが深い顔に鋭い眼光、角刈りがトレードマークの寡黙な男・デューク東郷は、どんな依頼もこなす世界一の殺し屋。作中では超A級のスナイパーのゴルゴ13が不可能だと思われる依頼を遂行していくさまが描かれる。たとえば、第371話「36000秒分の1秒」では狙撃タイミングを見計らうため、自身に筋弛緩剤を投与してまで10時間も同じ姿勢のまま標的を狙い続けるという偉業を成し遂げた。なお、このストーリーはアニメ化もされている。

 依頼人と会うときも後方から狙撃されないように壁を背にし、握手はしないというプロ意識の高い一流の殺し屋である彼を選んだ人からは「これ以上の暗殺者はいないと思う」(43歳)、「正確な狙撃力!」(31歳)、「どんな依頼もこなすから」(56歳)というコメントが寄せられた。

 愛機はおもにM16自動小銃。本来は遠距離狙撃用ではないアサルトライフルだが、ゴルゴ13仕様に改良が施されている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3