■ケンカの要因にもなったファミコンあるある!

●【6】人のセーブデータを勝手に消去

 RPGなどのバッテリーバックアップ機能のあるカセットを貸したとき、「一番上のデータは絶対さわらないように」と念押ししたのに、別のセーブデータに書き換わっていたことが……。コツコツと数時間レベル上げしたセーブデータが消失し、涙目で「あいつには二度とゲームを貸さない」と心に誓った記憶があります。

●【7】舐めプレイで挑発

 対戦型のスポーツゲームで大量点差がついたり、そもそも実力差が大きい対戦ゲームのときにありがちなのが「挑発行為」。野球ゲームで故意に落球したり、わざと相手にチャンスを与えるような、いわゆる“舐めプレイ”で挑発してきます。しかも、そんな手加減をしながら相手に絶対勝たせる気はなく、ただ余裕を見せて“人をおちょくる”だけだったのが余計に腹の立つポイントでした。

●【8】強いキャラしか使わない

 ファミコン時代の対戦ゲームには、ゲームバランスを崩壊させるような強いキャラクターや強いチームの存在がつきもの。初心者にハンデをあげるために、あえて強いキャラを選ばせてあげることはありましたが、中にはそれなりにやりこんでいるにもかかわらず「絶対に強キャラしか選ばない」という人も。そんな人に負けてバカにされた日には、悔しくてたまりませんでしたね。

●【9】貸したゲームを返さない

 我々の小学生時代、高価なファミコンカセットは特別な日に買ってもらえる貴重なモノ。そうカンタンに手に入る代物ではありませんでした。そのため友だちの間でカセットの貸し借りが頻繁に行われていたのですが、ときには借りたソフトを返さない人も……。いわゆる“借りパク”と呼ばれるトラブルで、友だち同士で揉めることがありました。今思い起こすと単なる犯罪なんですけどね。

 またカセットを貸した側もすっかり忘れていて、いつの間にか別の人に又貸しされた上にどこかにいってしまう……なんて悲しい出来事も多々ありました。

●【10】求めてないのにネタバレ

 友だちの前で初めてのゲームをプレイしていたとき、先の展開をネタバレされることも。とくにヒドかったのは、推理ゲームで「こいつが犯人だよ」などとドヤ顔で言ってくるヤツ。当時もあまりの無神経さにウンザリしましたが、今のご時世にそんなことをしたら許されないかも……!?

 

 以上、本日は「こどもの日」ということで、10の「イラッとしたファミコンあるある」をご紹介しました。本日がゴールデンウィークの最終日という方もいるかもしれませんが、今日くらいは童心に返って、同世代の方とファミコン談義で盛り上がってみるのはいかがでしょうか。

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