■ぶっ壊れっぷりに定評のある「強烈すぎる敵キャラ」
また、レイズナーを代表する悪役として忘れられないのが「ゴステロ」というキャラクターの存在です。
ゴステロは第1部でエイジを追撃しながらも返り討ちに。てっきり死んだかと思いきや、サイボーグとなって復活し、第2部では敵司令官のル・カインの親衛隊「死鬼隊」の1人として再登場を果たします。
第1部では、ズル賢く残忍な士官といった感じのゴステロでしたが、第2部ではサイボーグ化の影響からか「脳が痛い~!」や「脳がはち切れそうだぜ~」といった、エキセントリックなセリフを連発。
敵だけでなく自軍の味方さえも平気で手をかけるイカれっぷりや、声優・広瀬正志氏による狂気とコミカルの境界線のような迫真の演技もあいまって、主人公のエイジや、ボスのル・カインをも食ってしまうほどの人気キャラに!
ファンの間で「ゴステロ様」などと呼ばれて親しまれただけでなく、アニメのほうでも「ああ、ゴステロ」(第32話)なんてエピソードが作られたほどで、制作スタッフにも愛されていたようです。