■孫悟空を覚醒させた「残酷な死」
そして僅差の第1位(20%)に選ばれたのも、またもやクリリンの死亡シーン。悟空が超サイヤ人に目覚める直接のきっかけとなった「クリリンがフリーザに殺されたシーン」だ。
ナメック星での最大のクライマックスとなった「悟空vsフリーザ」の最終決戦。悟空が渾身の力を込めた界王拳を用いても次第に押され、特大の元気玉を直撃させてもフリーザを倒し切ることはできなかった。
一方、悟空の元気玉によって死の恐怖を感じたフリーザは激怒。その怒りの矛先を親友のクリリンに向け、悟空の目の前で残酷にも爆殺した。くしくもこのクリリンの死をきっかけに悟空は超サイヤ人へと覚醒し、フリーザに勝利することになる。
このフリーザによるクリリン殺害のシーンを選んだ人からは「クリリンはもう生き返らないと思ってショックだった」(38歳・男性)、「ひどい死に方」(31歳・男性)、「その後のアツい展開も含めて印象深い」(46歳・男性)、「親友の目の前で爆発して死んだのは衝撃」(42歳・男性)といった声が寄せられている。
ちなみに地球のドラゴンボールの仕様だと、一度死んで復活しているクリリンはもう生き返らないと思われたが、ナメック星のドラゴンボールにより復活が可能だった。
■ランキングに入り切らない「記憶に残る死」も多数
読者が選んだ上位を見ると、トップ2はどちらもクリリンの死亡シーンということに。『ドラゴンボール』という作品において、クリリンという名脇役の重要性を再確認する結果となった。
そして今回のランキングのトップ10に入ったシーンを振り返ると、どれもインパクトのある名場面ばかり。惜しくも10位圏内には入らなかったが「ピッコロ大魔王に魔封波を使って力尽きた亀仙人」や「セルに自爆を試みるも失敗し、生首状態のところを踏み潰されて破壊された人造人間16号」などを推す声もあった。
あなたにとって一番印象に残っている死亡シーンは、今回のトップ10に含まれていただろうか?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
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