5月7日から全国公開される映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の冒頭15分53秒の動画が、YouTube「ガンダムチャンネル」にて先行公開された。
それはブライト・ノアの息子「ハサウェイ」が謎の美少女ギギ・アンダルシア、そして連邦軍人のケネス・スレッグと出会うシーンが描かれた内容。政府高官を多数乗せた地球行きの特別便がテロリストの襲撃を受ける場面だった。
このわずか15分(予告編を含めると17分)の映像ながら見どころは盛りだくさん。中でもガンダムのオールドファンにはたまらない「3つの注目シーン」を紹介したい。
■登場した可変機体の懐かしさに感激!
先行映像ではハサウェイらの乗っていた特別便「ハウンゼン」を謎のテロリスト集団がハイジャックするシーンが描かれている。このテロリストを運んできた機体は、かの『機動戦士Zガンダム』にも登場した可変モビルアーマー「ギャプラン」だ。
ハウンゼンの背後から音もなく飛来したギャプランは、モビルスーツ形態に変形。テロリストの入ったポッドをハウンゼンの上部ハッチ付近に設置すると、再びモビルアーマー形態になって飛び去っていく場面があった。
ギャプランはテレビアニメ『機動戦士Zガンダム』の中で、ロザミア・バダムやヤザン・ゲーブルが搭乗した人気機体。宇宙世紀0087年に活躍したギャプランが、0105年が舞台の『閃光のハサウェイ』でも現役な点や、テロリストが運用しているバックボーンなどを考察すると、往年のガンダムファンなら興奮してしまうのは仕方ないだろう。