1986年にサン電子から発売されたファミコンソフト『アトランチスの謎』。発売日は4月17日ということで、明日で発売35年を迎えることになります。あの『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂)超えを目指し、全100面の“ゾーン”と呼ばれる広大なステージで構成された横スクロールアクションゲームです。
タイトル画面で流れる「テーンテテレレテッテテンテンテン……テレレレレレッテッテレーン」という個性的なBGMを覚えている方も多いかと思います。いえ、文字じゃ伝わらないですね……。
そんな『アトランチスの謎』は主人公のジャンプの挙動が独特すぎること、ゾーンによっては敵の攻撃が想像以上に激しいこと、攻略法を知らないと絶対進めない場所があることなど、とてつもなく難解なゲーム内容。あまりにもクリアできなくて「クソゲー」呼ばわりする人もいるほどです。
しかし、全100面と言っても『スーパーマリオブラザーズ』と同様に、全部クリアしていく必要はなし。別の面に続く扉をくぐることで、ゾーンナンバーの離れた面に行くこともできます。またお約束の「隠し扉」なども存在し、一気にゾーンを進めることも可能となっていました。
さらに当時のファミコンゲームにはたいてい裏技と呼ばれるものが存在し、『アトランチスの謎』も例外ではありません。代表的なところでは「面セレクト」「無敵」「フリープレイ(残機数が減らない)」などが挙げられます。
とはいえ、これらの裏技を使ったとしてもクリア画面を拝むのは厳しかったゲームなのですが、実は誰にでも簡単にクリアできる最短ルートがあったりします。