■初期コナンで約１年放送されたなじみ深い名曲
堂々の第１位に輝いたのは、小松未歩の「謎」。１６.３％の人からの票を得た。１９９７年４月７日から１９９８年３月２３日の間に放送された５３話から９６話を担当した３代目のオープニング曲だ。
初期のオープニングは約半年間で曲が変わっていたが、『謎』は一年弱という長い期間オープニングとして使用されたため、この曲が記憶に残っている人が多いのかもしれない。
選んだ人からは「コナンといえばこの曲！」（２９歳・男性）、「カラオケでもいまだに歌います」（３２歳・女性）、「小学生のときの思い出がよみがります」（３０歳・男性）、「聞くとワクワクするから」（３８歳・女性）、「月曜の夜はいつもコナンを見ていました」（４０歳・男性）、「カバーバージョンよりやっぱりオリジナルが好き」（２７歳・女性）というコメントが寄せられた。
また、小松未歩は「願い事ひとつだけ」「氷の上に立つように」というエンディング曲も担当しており、コナンの曲の印象が強いという人が多かったようだ。
『コナン』といえば、小松未歩や倉木麻衣など、主題歌を何度も担当する歌手も多く、２００１年に放送されたエピソード「大阪“３つのＫ”事件」では、小松と倉木に加え、コナン役の声優・高山みなみが所属するユニット・ＴＷＯ-ＭＩＸがゲストとしてカメオ出演したこともあった。
なお、第４位にはコナンが曲に合わせて真顔でパラパラを踊り話題となった愛内里菜の「恋はスリル、ショック、サスペンス」、第５位には記念すべき初代オープニングのザ・ハイロウズによる「胸がドキドキ」が票を集めていた。
どれも『コナン』好きならつい口ずさんでしまう思い出深い曲ばかり。２０２１年３月には、放送１０００回を記念して倉木麻衣が書き下ろした新曲「ＺＥＲＯからハジメテ」が新オープニング曲として起用された。これからも『コナン』から多くの名曲が生まれることだろう。
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