■“伝説の神回”に登場した圧巻の剣技シーン
続いて第2位(14%)に支持されたのは「ヒノカミ神楽 円舞」のシーン。これは“神回”と名高いアニメの第19話「ヒノカミ」に登場した剣技で、炭治郎が初めて“ヒノカミ神楽”の技を使った印象的な場面だ。
圧倒的な力を見せる“十二鬼月”の累との戦いの中、炭治郎は起死回生を狙って「水の呼吸 拾ノ型 生生流転」を放つも、累の血鬼術によって絶体絶命の状況に追いこまれてしまう。
そのとき走馬灯のように、かつて亡き父・炭十郎が“ヒノカミ神楽”を舞う姿を見た炭治郎は、「ヒノカミ神楽 円舞」を繰り出し、回転しながら累の鋼糸を切断。赤い竜を思わせる炎が立ち上る刀を振るい、「走れ、禰豆子を守るんだ!」と絶叫しながら累に向かっていくダイナミックな映像は圧巻のひと言。
さらに気を失っていた禰豆子も亡き母・葵枝の声によって目覚め、血鬼術「爆血」によって累の糸を焼き払う。その禰豆子が生み出した炎の中から炭治郎が飛び出し、累の首を斬った兄妹のコンビネーションのシーンは感動的だった。
そんな「ヒノカミ神楽 円舞」を選んだ人からは「作画、演出ともに素晴らしく、神回にふさわしい剣技に見とれた」(30歳・男性)、「水の呼吸とは対照的に、炎が舞うエフェクトが美しくてカッコいい」(37歳・男性)、「炎の表現が美しく、流れる挿入歌との組み合わせも最高に良かった」(40歳・男性)、「単に技がカッコいいだけでなくて、家族の絆まで描かれていて涙が出ました」(36歳・女性)といったコメントが寄せられていた。