現在放送中のTVアニメ『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』。1999年に発売された名作RPG『聖剣伝説 Legend of Mana』を原作とした、宝石を命の核として生きる種族“珠魅”を巡る冒険ファンタジーだ。
「WEB声優MEN」では、本作の主人公・シャイロを演じる島﨑信長ともう一人の主人公・セラフィナ役の早見沙織の連続インタビューを掲載中! 島﨑のインタビュー第1回では、原作ファンの彼に本作の魅力を熱く語ってもらったが、第2回の今回はいよいよ彼が演じるシャイロ役の芝居について迫っていく。(全3回)
インタビュー第1回はこちら
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主人公・シャイロは“地に足がついている発展途上”な少年
――第1回では、平成に生まれたゲーム原作ならではの魅力を伺いましたが、そんな中で島﨑さんはシャイロというキャラクターをどのように作っていかれたのでしょうか。
シャイロは主人公なので、ゲームでは選択肢を選ぶことはあれど、ほぼ喋らないんですよ。だからキャラクターとしては今回のアニメ化で作られたわけですが、芯の強さが印象的です。基本的に前向きで、あんまりうじうじしなくて、素直でまっすぐな男の子。裏がなくてわかりやすい子なので、シャイロとしてこのアニメーションの世界で生きて会話をしていけば、自然と成立していきましたね。
――シャイロ役を演じる上で、この作品だからこそ意識された部分はありましたか。
僕はどの作品も、その世界に生きている人間として生きようと思いながら演じているので、特にこの作品だからというのはありませんね。1個1個全然違う作品の違う人間だから、そういう意味ではどの作品も違うお芝居ですし、取り組み方としてはどの作品も同じです。
――シャイロという少年のどんなところがお好きですか。
彼はまっすぐで前向きだから、どうやったって好感を持つ少年ですよね。で、優しいし、柔らかさもあるし。発展途上なんだけど、未熟すぎない感じもあって、“地に足がついている発展途上”って感じ。だから安心して見ていられるし、見たまんま魅力的な子だなと思います。