SparQlew アルバム『neon』楽曲解説!夏の全国ツアーはライブハウスも「曲順も自分たちでこだわりました」(3)の画像
SparQlew ニューアルバム『neon』豪華盤

今年から新体制になったSparQlew(上村祐翔、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗​)の3rdフルアルバム『neon』の発売を記念しての特別インタビュー。最終回は、新曲10曲が収録されている本作の、おすすめポイントをメンバーが一曲ずつ解説。さらに、8月から開催される全国4カ所のツアーへの意気込みを直撃しました!(全3回)

 

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4人が語る、ニューアルバム『neon』の視聴ポイントはコレ!

 

 

――ニューアルバム『neon』は、ポップスからロック、バラードまでさまざまな楽曲が集まった一枚となっていますね。このレコーディングを通して成長や、試された楽曲が多かったということですが、歌っていて気持ちよかったフレーズや刺さった歌詞があれば教えてください。

 

堀江 僕は「レジリエンス」の歌詞の雰囲気が刺さります。いまの僕たちの、ちょっと真っ直ぐじゃない斜めの闘志が反映されているような歌詞で、若者特有の、一見冷静だけど、ふたをあけてみたらすごい燃えてるっていう感じが、うまく歌詞に現れているなって思います。

 

上村 僕は、歌詞も曲全体も「LOVE SIGNAL」かな。この曲はシティポップをテーマに作ってもらったのですが、僕、意外とこういう曲得意なのかもしれないって思いました。歌い出しの英語のところが好きです。ゆるやかさなのに軽快さもあるサビが素敵で。何度聴いても飽きない曲です。

 

堀江 僕も「LOVE SIGNAL」は、狙って歌ってみた。僕が思うシティポップって、德永英明さんのような、声を張り上げないおしゃれな歌い方の印象があって。今回、僕は声を真っ直ぐ出さずに、口の前10センチくらいにとどめるような息の使い方、歌い方をチャレンジしました。

 

吉永 うーん、僕は悩んじゃうけど、「Future+」かな。いままでもバンドサウンドの楽曲はありましたが、この曲はロンリーウルフ感があって、泥くささもあって、そこがカッコいい。夏のツアーでは、ライブハウスが会場のところもあるので、ぴったりだなと思いながら歌いました。

 

上村 渡辺翔さんの作る曲は、言葉の一つひとつが刺さるよね。

 

吉永 歌詞がすごく詩的で素晴らしくて。こういう曲好き!

 

保住 僕はアルバムの最後に収録されている「Welcome to SparQlew」の、瞬の紹介部分のパートが好き! まあ、ここは僕が歌っているんだけど(笑)。

 

吉永 演歌みたいな歌い方だよね。

 

保住 ほかの3人のパートは、「僕はこういう者なんです」っていう紹介的な歌詞なのに、瞬のパートだけ、なぜか「僕は歌うよ~」っていう歌詞なの(笑)。

 

堀江 これって、メンバーのことを他のメンバーが紹介する、他己紹介の歌なんだよね。

 

保住 祐翔はJポップ、僕はEDM、瞬は演歌、拓斗はラップというふうにメンバーごとに曲調が変わるんです。僕は瞬の紹介パートを歌うということで、瞬に頼んでこのパートを歌ってもらったボイスメモをもらって、それを聴いて物まねしました(笑)。

 

堀江 がんばって憑依してたと思う。

 

保住 ロングトーンのところは気持ちよく歌わせてもらいました! 

 

上村 他己紹介は、歌う人の意外な一面も見えるよね。堀江くんが拓斗の紹介で「YO!」ってラップやってるのも意外だったし。

 

保住 祐翔は僕の紹介パートを歌ってるんだよね。

 

上村 そう。最初は普通に歌っていたんだけど、プロデューサーさんの勧めで「きみが好き」という歌詞はホストっぽい決めゼリフで言っています!

 

保住 初めて聴いたとき、「あ、俺っぽいわ」って思った(笑)。

 

吉永 ライブでは、ぜひ合いの手とか入れてほしいよね。その都度、オリジナルの歌詞にするのもおもしろそう。

 

保住 祐翔がもしもパンが嫌いになったら、歌詞が変わるとかね。

 

上村 うーん。たぶんそれはないと思う!

 

神谷浩史、岡本信彦、江口拓也ほか、WEB声優MEN Kiramuneレーベル記事はコチラ

 

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