いよいよ、ロマンティックなライブコーナーへ!
「声優デビュー10周年。振り返ってみると、本当に、いろいろなことがあった。決して平たんな道のりではなく、時には袋小路に迷いこんだり、遠回りしたこともあったけど、こうしてここに辿り着いた。これからも自分の歩幅で歩いていく。僕と出会ってくれたみんなに改めて伝えたい言葉がある。聞こえる?【hear me?】。僕はこれからも、キミに声を届けるよ!」。その決意を伝え“キミ”に歌を届けるライブパートへ。観客がカラフルなペンライトで迎える中、佐伯youthKがプロデュースした「Hello」を爽やかにパフォーマンスする。
「9月7日に32歳の誕生日を迎えてたくさんの人からメッセージをいただきました。今日この場に来られなかった人がいることも知っています。またこういう機会があったとき、みんなで『Hello』って言えたら幸せだなって。次の曲は、ここに来ている方、来られなかった方にも、“ひとりじゃない”と歌いたいなと思います」
そう告げてはじまったのは、清竜人が手掛けたバラード「誰かを」。ステージ中央に立って、眩しい光を浴びながら「一人じゃないよ 一人じゃない」と切なるメッセージを送る。
最後は壮大なシンガロングパートが印象的な「Tail 」(TVアニメ『セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-』エンディング主題歌)。まるで夜空を輝く星のように、力強く、優しく、導くように。真っ直ぐな言葉で観客の“これから”を明るく照らしてみせた。
ライブ終了後、鷲崎が再び登場。ライブの感想を聞かれて「楽しかったです!」と笑顔を見せ「本当に幸せな空間だなと思いました。声は出せないけど、みんなの声が聴こえてきた。本当に素敵な時間でした」とライブパートを振り返った。