2020年のプロ野球「日本シリーズ」は、福岡ソフトバンクホークスが巨人を圧倒。まさかの4勝0敗という結果に終わった。ソフトバンクの強さを支えたのは圧倒的な得点力で、その軸となった日本球界を代表するスラッガー・柳田悠岐選手は優秀選手賞を獲得した。そこで今回は、思わずひいき球団に欲しくなる「野球漫画の強打者」に関するアンケート調査を実施。30代から40代の男性200名を対象に「野球漫画に登場する最強のスラッガー」の名前を挙げてもらった。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■魔球にも打ち勝つ天性の打撃!
第3位(9.5%)にランクインしたのは、原作・梶原一騎氏、作画・川崎のぼる氏による野球漫画の金字塔『巨人の星』の「花形満」。右投げ・右打ちの強打者でポジションはファースト。
『巨人の星』の主人公・星飛雄馬のライバルで、飛雄馬が巨人に入ると花形は阪神タイガースに入団。「初代ミスタータイガース」と呼ばれるレジェンド・藤村富美男氏の永久欠番10を受け継ぐほど将来を期待された打者だった。
プロ入団2年目にして4番に座るほど才能に秀でた天才肌だが、実は努力家でもある。飛雄馬が編み出した魔球「大リーグボール1号」「大リーグボール2号」を、花形はまさに命がけの猛特訓の末に攻略している。
そんな花形満こそ最強打者という人からは「あんな魔球を打てるって普通に考えたらすごい」(46歳・男性)、「消える魔球を投げる投手に対抗できたから」(36歳・男性)など、星飛雄馬の大リーグボールを攻略したことを理由に挙げる声が続出。
ほかにも「元祖イケメン打者。バッティングフォームまで美しい」(48歳・男性)、「欠点がない天才打者」(36歳・男性)、「史上最高の投手にとっての史上最強のライバルだから」(32歳・男性)といったコメントもあった。