11月19・20日、『Identity Ⅴ STAGE 大感謝祭』が千葉・舞浜アンフィシアターにて行われた。
4人のサバイバーと1人のハンターに分かれ対戦を行う非対称対戦型マルチプレイゲーム『Identity Ⅴ 第五人格』を原作とした『Identity Ⅴ STAGE』シリーズ。原作の許諾を得ながらも独自の創作によりキャラクターや世界観を深く掘り下げた脚本で舞台化を行い、第1弾は2019年11・12月に、第3弾は今年9月に上演されていた。なお、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた第2弾の公演は2021年3月・4月に行われる予定となっている。
今回大感謝祭として行われたのは、キャラクターの衣装に身を包んだキャストによるファンイベント。Episode1・3の振り返り、トーク、ゲーム対決、主題歌ライブ&ダンスショーなど盛り沢山の内容から、本稿では20日夜に行われた、Episode3のハンター編にフォーカスを当てたイベントの千秋楽の様子をレポートする。
キャストによる開演前の影ナレーションからすでに盛り上がりを見せていた会場は、検温や座席数の調整など感染対策もバッチリ。オンタイムになると一部のキャストがEpisode3でお披露目した真髄衣装で、他キャストは特別公演でおなじみのジャージ姿で登場し、Episode1の主題歌『DESTINY』『Diagnosis』を主題歌歌手の歌唱に合わせて二曲続けてダンスで魅せた。
今回の司会は、来年行われるEpisode2のC公演でお当番を務めるカウボーイのカヴィン・アユソ(田中晃平)&芸者の美智子(大滝 樹)。息ぴったりな2人の司会のもと、まずは先日東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)にて行われたEpisode3の舞台の映像を見ながら当時を振り返るトークが行われた。続いて、ファンから事前に寄せられた質問に答えるコーナーに。キャストによる裏話の数々や、当時客席を笑いと混沌の渦に巻き込んだ特別公演の出来事を再現する様子には、客席から思わず笑いがこぼれる場面もあった。