今やテレビやネットなどで話題を見かけない日はないほど社会現象となっているマンガ『鬼滅の刃』(集英社)。コミックスの累計発行部数は、単行本22巻の時点で1億を突破。さらに現在公開中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は国内の歴代興収5位に食い込み、1位『千と千尋の神隠し』に迫る勢いでまだまだ売り上げが伸び続けている。主人公・竈門炭治郎が「鬼殺隊」という組織に入隊し、刀をもって凶悪な鬼との戦いに身を投じていく同作。ド迫力で描かれる剣士たちの戦いを見て、「剣劇」に胸を躍らせた子どもの頃の記憶がよみがえった人も多いのではないだろうか。
マンガやアニメでは刀剣を扱った作品は数多く、またいくつもの名作が存在する。そこで今回は30代~40代の男女300名を対象として、「強さが印象的な剣使いのキャラクター」についてアンケート調査を実施。以下ではランキング形式で、リサーチの結果を紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■衝撃の登場だった『ドラゴンボール』のトランクス
第3位にランクインしたのは鳥山明氏の国民的人気マンガ『ドラゴンボール』のトランクス(10.7%)。
気での攻撃や肉弾戦がメインの同作だが、ヤジロベーのベジータ戦での活躍や孫悟飯の「ゼットソード」などインパクトある場面で刀剣が使用されてきた。そんな中、フリーザ戦終了後のタイミングで突如としてあらわれ、読者に強烈な衝撃を与えたのが背中に剣を構えたツーブロックのイケメン剣士・トランクス。作中にいきなり現れ、復活したフリーザを一刀のもとに切り捨てたミステリアスな剣士ということもあって、インパクトは抜群。アンケートには「まさかドラゴンボールにイケメン剣使いが出てくると思わなかった」「初登場時は強くて本当にカッコよかった」「剣ひとつで未来の厳しい暮らしを想像させる、いい演出でした」というコメントも寄せられていた。