実物大の“動くガンダム”が展示される「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(横浜・山下埠頭)のオープンが12月19日と迫り、テレビ放送から40年がたった今も『機動戦士ガンダム』は大人気のアニメ作品だ。今回はそんなガンダムシリーズに登場する「名勝負」に関するアンケート調査を実施。30代から40代の男性300名を対象に、宇宙世紀のガンダム作品の中で「一番好きなバトル」についてリサーチを行った。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず第3位(14%)にランクインしたのは「ガンダムvsグフ」。これは元祖『機動戦士ガンダム』に登場した戦いで、アムロ・レイの乗るガンダムと、ランバ・ラルの乗る青いMSグフが激突。
ランバ・ラルの駆るグフのパワーと電磁ムチ「ヒート・ロッド」に圧倒されながらも、アムロはガンダムのビーム・サーベルでグフのボディに大きな傷をつける。一方のランバ・ラルもグフのヒート・サーベルでガンダムのボディを切り裂き、戦闘中にお互いの姿が視認できる状態に。
結局、性能に勝るガンダムでアムロはグフを撃破したが、ランバ・ラルは余裕をもって機体から脱出。その際、ラルは若いアムロの手並みを称賛しながら「しかし自分の力で勝ったのではないぞ、そのMSの性能のおかげだということを忘れるな」と告げた。
ベテランのランバ・ラルにパイロットとしての技量だけでなく、人としての器の差を実感させられたアムロは「僕はあの人に勝ちたい……」とつぶやいたほどで、その後の成長をうながす契機となった戦いでもある。
この戦いを選んだ人からは「ランバ・ラルという存在がとにかくカッコいい」(41歳・男性)、「ランバ・ラルは憧れの存在」(46歳・男性)、「ランバラルの立ち位置が完全に敵ではなく、まるでアムロに戦いを教える師匠のような関係性が良かった」(48歳・男性)、「歴戦のエースと最新MSの戦いという構図が良い」(49歳・男性)といったコメントが寄せられている。