■佐藤健『るろうに剣心』に「原作にハマるきっかけ」
そして２５.３％とずば抜けて高い支持を集めて１位に輝いたのは『るろうに剣心』シリーズ。
和月伸宏氏による時代劇漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とした同シリーズ。２０１２年の『るろうに剣心』を皮切りに、２０１４年８月に『るろうに剣心 京都大火編』、同年９月に『るろうに剣心 伝説の最期編』を公開。さらに今夏、最終作『るろうに剣心 最終章 Ｔｈｅ Ｆｉｎａｌ／Ｔｈｅ Ｂｅｇｉｎｎｉｎｇ』の２本が公開される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、２０２１年のＧＷに公開が延期されることが発表された。
同シリーズでは主人公・緋村剣心役を務める佐藤健が華麗なアクションを披露。剣心は、ふだんは「おろろ」が口癖のおっとりとした性格だが、かつては幕末最強と恐れられた伝説の人斬りで、弱いものを守るために鬼気迫る表情で剣を振るうというキャラクター。今回のアンケートでは佐藤健含め、作中で描かれたアクションについての声が多く、「佐藤健の殺陣に毎回びびってます」（３５歳・男性）、「キャスト全員の本気度の伝わるアクションが最高です」（３２歳・女性）、「世界観まで漫画そのもの、来年の最終章も楽しみです」（４１歳・男性）といった意見が挙がった。
また、原作は１９９４年から１９９９年まで『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載。リアルタイムでは知らないという若い層の人からも「映画がきっかけで漫画を全巻そろえました」（２４歳・女性）、「佐藤健の映画にハマって漫画にもハマった」（２１歳・男性）というコメントも寄せられた。
４位以下には『ＤＥＡＴＨ ＮＯＴＥ』や『今日から俺は!!』などへの票が寄せられた今回のアンケート。『鬼滅の刃』実写化には、キャストだけでなく、残酷描写の演出やレイティングの問題なども課題が山積みだが、実現したら喜ぶファンは相当多いはず。前代未聞の大ヒット作だからこそ、次の展開にも期待したいところだ。
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