■魔球を操る伝説の投手

 そして僅差で第1位(18.5%)に輝いたのは、原作・梶原一騎氏、作画・川崎のぼる氏による野球漫画の金字塔『巨人の星』の「星飛雄馬」。『水曜日のダウンタウン』の調査では、飛雄馬の防御率は0.45という驚異的な数字でした。

 飛雄馬は元プロ野球選手だった父・一徹から英才教育を受け、“大リーグボール養成ギプス”なる特殊器具をつけて生活していたのが印象的。作品のタイトルどおり巨人軍に入団後は、魔球「大リーグボール」を1号から3号まで編み出します。超有名な「消える魔球」は大リーグボール2号のことですね。

 さまざまな苦難を乗り越え、血のにじむような特訓を経て左門豊作や花形満といったライバルたちに勝負を挑んでいった飛雄馬は、まさに努力型の天才投手として視聴者や読者に強烈なインパクトと感動を与えてくれました。

 そんな星飛雄馬を選んだ人からは「大リーグボールがすごすぎる」(41歳・男性)、「時代を越えて語り継がれる投手だから」(46歳・男性)、「大リーグ養成ギプス を初めて見たときは衝撃だった。根性もすごい」(45歳・男性)、「すべてにおいて規格外」(41歳・男性)、「化け物のようなピッチャーの元祖」(48歳・男性)といったコメントが寄せられています。

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