10月20日は「頭髪の日」!愚地独歩にサイタマ…漫画界“最強ハゲキャラ”3選の画像
画像は最強キャラ・西野新二が登場する漫画『柔道部物語』第10巻より(講談社)

 10月20日が「頭髪の日」だということをご存知だろうか。10(とう)と20(はつ・か)で“とうはつ”である。多少の強引さは否めないが、1977年に制定された歴史ある記念日なのだ。ちなみに制定したのは日本毛髪科学協会で、頭髪や頭皮の知識普及を目指す意図があるという。自身の髪の毛を大切にしたい「頭髪の日」だが、漫画やアニメの世界においては頭髪がいっさいない、いわゆる“つるつる”なキャラに限って強いというパターンが少なくない。そこで今回は、世間的にも人気のある愛すべきハゲキャラ3名を振り返りたい。魅力的なキャラクターばかりなので、ぜひアニメや漫画探しの参考にしてみてほしい。

■『刃牙シリーズ』愚地独歩

 まず初めは、板垣恵介氏による本格格闘漫画『グラップラー刃牙』に登場する空手家・愚地独歩。彼は世界最大勢力の空手団体「神心会」の総帥で、“武神”や“虎殺し”の異名を持つ超人的な空手家。人体が完全に武器化されており、ある闘いではピアノ線を手刀で断ち切るという離れ技を披露したことも。また“地上最強の男”範馬勇次郎と死闘を繰り広げた数少ないキャラクターでもあり、ファンの中にはこの対決をベストバウトに選ぶ人も多くいる。

 シリーズ1作目の『グラップラー刃牙』から現在の『刃牙道』に至るまで全編で活躍する独歩は、花山薫や烈海王と並ぶ人気キャラクターであることは間違いない。しかし意外にも主人公・範馬刃牙とのちゃんとした対戦記録はなく、常に主人公の“良きライバル”“頼れる仲間”といったポジションに収まっている。いかつい戦績のわりに、つるつるな頭の見た目からか愛らしい一面も見せており、作中でも人気の高い愚地独歩。彼を主人公にしたスピンオフ『バキ外伝 拳刃』という作品もあるので、未読の人はこちらもチェックしてみてほしい。同作に登場したキャラクターが本編に逆輸入されるケースもあり、いろいろな角度から楽しめる作品になっているはず。

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