1985年10月15日、ハドソンからファミリーコンピュータ用ソフト『チャレンジャー』が登場。ちょうど明日で発売から35周年という節目の年を迎えます。ファミコン世代ならかなりの方が知っている有名なゲームタイトル。私も幼い頃にプレイした覚えがあり、クラシックの名曲をアレンジした軽快なBGMや、電車の上をピョンピョン跳びながら進むステージ、あとクジラが出現する裏技などを覚えています。……が、正直なところ、それ以上の記憶がまったくありません。ファミコンの名作ゲームの記念すべき日だと言うのに「これは失礼にあたる」ということで、あらためて『チャレンジャー』を最初からプレイすることにしました。
ゲームの説明書に書かれている情報だけを頼りに、昭和時代の名作『チャレンジャー』を令和に再チャレンジ! いきなりタイトル画面で難易度の調整ができることにビックリします。16段階も難易度のレベルがあるなんて、こんな基本的なことも忘れていたんですね……。とりあえず初期状態のレベル8でプレイすることに。
ゲームをスタートすると、つい口ずさみたくなるおなじみのイントロがスタート。ものすごく聞き覚えのある軽快なBGMです。そして「HELP」と叫ぶ王女様を連れ去る悪者が乗った列車が登場。説明書によると「メタモルフォセス号」という列車で、悪者の名前は「ドン・ワルドラド」というようですね。
このステージは何度もプレイした記憶があるので大丈夫……と思ったら、最初に飛んできた鳥に当たってまさかの死亡。どうやら本作のジャンプはBボタン。Aボタンはナイフを投げる攻撃ボタンでした。スーパーマリオとは逆なんですね。
気を取り直して続けると、やっぱりこのシーン1は何度もやったことがあるらしく、ステージ構成もうっすら記憶しています。列車最後尾から車内に突入。途中ナイフが効かない火の玉に何度かやられましたが、伏せるアクションがあることに気づいて突破。無事、王女様のいる先頭車両までたどり着けました。王女を連れたボスには逃げられますが、これでシーン1はクリアです。