■炭治郎とも縁の深い柱がランクイン!

 第2位(19.5%)に支持されたのは「水柱・冨岡義勇」。竈門炭治郎に鬼殺隊士として生きる道を示し、自分の師匠でもある鱗滝左近次を紹介した人物。鱗滝のもとで水の呼吸を会得した炭治郎は、義勇にとって同門の弟弟子ということになる。物静かなクール系美青年に見えるが、作者によると胡蝶しのぶから「天然ドジっ子」と思われているらしい。

 そんな無口な義勇だが『十二鬼月』下弦の伍・累と死闘を繰り広げた炭治郎に「俺が来るまでよく堪えた」とねぎらいの言葉をかけたり、鬼である禰豆子を生かす隊律違反を犯すなど、その言動から心優しい部分が見え隠れする。

 そのうえ禰豆子を殺すよう糾弾する「鬼殺隊柱合裁判」で読み上げられた鱗滝左近次の手紙には、禰豆子が人を襲った場合は義勇も腹を切って詫びる旨が記されており、弟弟子の炭治郎&禰豆子兄妹の絆に対する特別な思いが感じられた。

 ただし、義勇はとんでもない口下手で、他人とのコミュニケーションの取り方に難があるのは間違いない。他の柱から一人だけポツンと離れている場面も見受けられ、胡蝶しのぶからは「だからみんなに嫌われるんですよ」とツッコまれる始末。もし義勇の弟子になったとしたら、まずは彼の真意を読み解くことが重要になるかも!?

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