■かわいすぎる女の子とおしりに魅了?
そして第1位(16.7%)に輝いたのは、桂正和氏の『電影少女』だった。心優しい高校生・弄内洋太は、ビデオテープから実体化した「ビデオガール」天野あいと出会う。クラスメイトの早川もえみに恋をしていた洋太は、次第に天真爛漫で献身的なあいに引かれていく……といった物語。連載の終盤には、主人公が変わって「恋編」という第2部エピソードも描かれた。
『ウイングマン』などで知られる桂正和は、もともと女の子のかわいさ(とおしりの描写)に定評があったが、本作ではそのリアルで美しい絵柄に磨きがかかっている。連載開始時は少年誌なのにヒロインのあられもない姿が普通に登場したのも、この時代の作品ならでは。そして、あいの“過剰なスキンシップ”や、第2部の過激な展開にはドキドキさせられっぱなしだった!
また『電影少女』は、『ドラゴンボール』や『SLAM DUNK』などが連載中だったジャンプ黄金期の作品なので、世代的に強く記憶に残っている読者が多いのかもしれない。
6位以降は意外とラブコメ勢が少なく『地獄先生ぬ~べ~』や『まじかる☆タルるートくん』などの作品も入っていたので、気になる方は全ランキング結果をチェックしてみよう。
(ふたまん編集部)