■少年ジャンプでまさかの……!?
第3位(12.3%)には、河下水希氏による『いちご100%』がランクイン。主人公の真中淳平が、学校の屋上で上から降ってきた「いちごパンツの女の子」を目撃するところから始まるラブコメディ。
登場時は地味な三つ編みメガネ少女だった東城綾、ショートカットでパティシエ志望の美少女・西野つかさ、豊満ボディが魅力的な北大路さつきなど、多彩なヒロインが次々に登場。とにかく主人公の真中のモテっぷりと、セクシーなアクシデントがうらやましく、最終的に誰を彼女に選ぶのかも気になる展開だった。この作品では少年誌のラブコメとしては珍しく主人公とヒロインの初体験を思わせるシーンが描かれ、当時衝撃を受けた人も多いのでは……!?
第2位(13.7%)に支持されたのは、矢吹健太朗氏によるラブコメ『To LOVEる ―とらぶる―』。クラスメイトの西連寺春菜に恋する主人公の結城リトのところに、宇宙人のララ・サタリン・デビルークが登場。追われていたララの正体は実は王女で、ララを守ったリトは婚約者候補にされてしまう……というストーリー。
リト、ララ、春菜による三角関係を中心にストーリーは展開するが、殺し屋のヤミ、風紀委員の古手川唯、リトの妹の美柑といった脇役の美少女たちも大人気。少年誌の限界に挑むような過激描写のオンパレードで、毎週のようにドキドキさせられた健全な男子諸君は多いことだろう。ちなみに続編の『To LOVEる ―とらぶる― ダークネス』は「ジャンプスクエア」のほうで連載されたので内容はさらに過激になっている。