昨年から今年にかけて空前の大ヒットを遂げた吾峠呼世晴氏の漫画『鬼滅の刃』(集英社)。テレビアニメ化によって人気に火がつき、コミックスは現在シリーズ累計8000万部を突破。2020年10月16日からは、劇場版アニメ『鬼滅の刃 無限列車編』の公開も控えており、まだまだ社会現象はおさまりそうにない。
バラエティ番組などでは『鬼滅』のヒットを受け、タレントたちが同作のキャラのコスプレに挑戦する企画を放送。5月21日深夜に放送された『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)では同局の弘中綾香アナウンサー(29)が人気コスプレイヤー・えなこ指導のもと『鬼滅の刃』コスプレに初挑戦。同作の主人公・竈門炭次郎の妹である竈門禰豆子(かまどねずこ)に見事変身してみせた。また、8月16日放送のドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)でも、永野芽郁(20)演じるさくらが、第3話の大学のミスコンのシーンでコスプレ姿で登場。竹筒をくわえた竈門禰豆子コスプレを見事にやり切った。
いずれも持ち前の美貌がコスプレによってさらに際立ち、大きな話題に。「漫画そのまま」「実写化いけそう」といった反応がSNSには数多く上がった。ではコスプレ企画ではなく、もしも漫画『鬼滅の刃』が実写化するとしたら主要キャラを演じるのは誰が適任なのか。今回は同作でも人気の高い、竈門禰豆子役についてアンケート調査を敢行。20代から40代の男女300名を対象に、適任だと思う女優について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず全体の9.6%の人に支持され、第3位にランクインしたのが女優の浜辺美波(19)。彼女は女優として多くの作品に出演しているのはもちろんのこと、『賭ケグルイ』『咲-Saki-』『亜人』といった漫画が原作の実写ドラマや映画にも出演した経歴を持っている。また今年の12月に公開予定の映画『約束のネバーランド』でも、主人公のエマ役に抜擢。実写化の裏に“浜辺あり”と言わんばかりに、漫画原作の作品に登場しているのだ。
投票の理由として、映画『賭ケグルイ』で主人公の蛇喰夢子役を演じたことが要因というコメントが多かった。夢子と禰豆子は“ふだんはおとなしい”ことと“キレると手がつけられない”という点が似ていて、アンケートにも「キレキャラがハマりそうなので」(29歳・女性)、「夢子の難しいギャップを演じきったから、禰豆子も難なく演じられそうだと思います」(43・男性)、「大人しいけど強キャラみたいなの、浜辺さんにピッタリ」(21歳・女性)といった声が寄せられた。