『キャプテン翼』といえば1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした伝説級サッカーマンガ。その後のアニメ化などで世界中にブームを巻き起こし、数多くのプロサッカー選手に影響を与えてきた。連載開始から40周年を迎えた今も人気は根強く、2018年から2019年にかけてリメイク版のテレビアニメが放送され、今年8月27日には約10年ぶりの家庭用ゲームとしてPS4/Nintendo Switch『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』が発売となる。
主人公・大空翼を中心に数多くの魅力的なキャラクターが登場する『キャプテン翼』。そんな同作を語る上で欠かせないのが、ド迫力で描かれる魅力的な“必殺シュート”の数々で、実際にマネをしようとチャレンジしてみたという人も少なくないはず。そこで今回は30代~40代の男性200名を対象に「キャプテン翼の好きな必殺シュート」についてアンケート調査を実施。以下ではランキング形式で、リサーチの結果を紹介していく。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
全体の11.0%の人に指示され第3位にランクインしたのは、「タイガーショット」。主人公・大空翼のライバルであり、“猛虎”と称される日向小次郎の代名詞ともいえる必殺技だ。タイガーショットが初めて登場したのは、原作コミックスの「中学生編」にあたるエピソード。小学生の頃は圧倒的な才能で翼たちを苦しめた日向だが、名門・東邦学園に入学してからは伸び悩んでしまうことに。日向は自分の殻を破って翼を倒すため、監督に無断で沖縄に渡り猛特訓を行う。そして荒れ狂う海のなかで生み出されたのが、作中でも随一の破壊力をもつ必殺シュートだった。
『キャプテン翼』には数々の華々しい技が登場するが、中でもタイガーショットはロマンにあふれている。なにせその威力はコンクリートの壁をいともやすやすと破壊し、ゴールポストに当たればボールを破裂させてしまうほど。しかも派生技として「オーバーヘッドタイガーショット」などのバリエーションがあり、後には進化系として「ネオ・タイガーショット」なる必殺技も登場する。多くのファンが魅了されているのも当然の結果だと言えるだろう。