お笑いタレントの東野幸治(52)が7月1日に自身のツイッターで「じゃりん子チエが再ブームの兆し」とツイートし、6月30日の毎日新聞の夕刊に掲載された、はるき悦巳氏のマンガ『じゃりン子チエ』についての記事の画像を投稿。同作にハマっていることを明かした。
『じゃりン子チエ』は1978年から1997年まで連載されていたマンガで、主人公の少女・竹本チエを中心に、大阪の下町の人々の人情と交流を描いた作品。アニメ化・映画化もされており、東野が紹介した同記事は、昨年、同作の約20年ぶりとなる文庫版の復刊とアニメDVDの発売がされたことなど、『じゃりン子チエ』の再ブームを告げるものであった。
また東野は同日、自身のYouTubeチャンネル『東野幸治の幻ラジオ』にも、「【第46回】今『じゃりン子チエ』にハマっております」というタイトルでラジオ動画を配信。同作を「大阪のサザエさん」と評し、「今だったら放送できない」「普通に放送禁止用語を言ってました」とちゃかしながらも、メインキャストの声優は西川のりお(69)ら当時の漫才ブームの芸人らが務めていたことにも触れつつ、おすすめポイントを語った。
中でも東野は、主人公のチエが作文で金賞をとる回がお気に入りのようで「お酒飲みながら見たら泣きそうになる。アニメ見て泣きそうになったのは、『ちびまる子ちゃん』の映画『大野くんと杉山くん』以来ですよ」と熱く語った。
東野の『じゃりン子チエ』愛には多くの共感の声が集まり、「チエちゃん! 懐かしい〜」「あれは名作」「あれほど人物を丁寧に描いた作品は見たことない」「面白いけど切ない気持ちになる時があって素晴らしい作品」「アニメ版じゃりン子チエは高畑勲さんの最高傑作と言っても過言ではないと思います」「あんなお父さん絶対やだけど憎めない」と、ノスタルジックを感じつつ、同作を絶賛するコメントが寄せられた。