■新作に期待、映画『るろうに剣心』が第1位に

 そして、31.0%とずば抜けて高い支持を集め第1位となったのが、映画『るろうに剣心』シリーズの緋村剣心。

 和月伸宏氏が1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載した時代劇漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とした同シリーズ。2012年の『るろうに剣心』を皮切りに、2014年8月に『るろうに剣心 京都大火編』、同年9月に『るろうに剣心 伝説の最期編』を公開。さらに今年夏には『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の2本が公開される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2021年のGWに公開が延期されることが発表された。

 佐藤が演じるのは、幕末最強とうたわれた伝説の人斬りとして恐れられるも、明治維新後は不殺(ころさず)を誓い、流浪人として旅を続ける主人公・緋村抜刀斎。「おろろ」が口癖で、ふだんはおっとりした性格だが、弱いものを助ける際は人が変わったように鬼気迫る表情で剣を振るうというキャラクターだ。

 ジャンプ黄金期を支えた大人気コミックが原作とあって、「実写化は不可能」とまで言われた同作だが、佐藤は見事に剣心役を熱演。超高速のアクションシーンは早回しなしの実速で、スタントなしですべて佐藤が演じている。

 今回のアンケートでは「佐藤さんの剣心はまるでマンガです」(27歳・女性)、「殺陣がマンガみたいにすごい、佐藤健にしかできない」(28歳・女性)、「最初に剣心のアクションを見たときに震えた」(33歳・女性)、「佐藤健の運動神経の良さが画面に出まくってる」(36歳・女性)という意見や、「ポワ~っとした顔からキリッとした顔まで、全部かっこいい」(24歳・女性)、「佐藤くんはヒーロー役がやっぱり似合う!」(41歳・女性)といったコメントが集まった。

 その他、今回のアンケートでは映画『バクマン。』、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』、ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)などに「ハマり役だった」という意見が集まった。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

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