■煉獄杏寿郎の力強い言葉も救いに
元十二鬼月の響凱との戦いの際に炭治郎が叫んだ言葉が印象的です。全力で己を鼓舞し、心を支え、どんどん強くなり限界を突破していきます。
「頑張れ 炭治郎 頑張れ!! 俺は今までよくやってきた!! 俺はできる奴だ!!」(3巻 第24話「元十二鬼月」)
「俺が挫けることは絶対に無い!!」(3巻 第24話「元十二鬼月」)
そして炭治郎だけではありません。炎柱・煉獄杏寿郎の言葉も熱く、自身の心を鼓舞していました。
「そんなことで俺の情熱は無くならない! 心の炎が消えることはない! 俺は決して挫けない」(7巻 第55話「無限夢列車」)
このように自分を鼓舞する方法は「自己宣言法」と言われます。言葉を口から発することで、自分の内側(意識)と外側(耳)の両方から、自分を言い聞かせることができます。
よく「言霊」と言われたりもしますが、苦難のときほど自分を鼓舞する言葉を、口から発していくと良いかもしれません。