新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまなプロスポーツにも影響が波及。Jリーグでは今年2月からリーグ中断を余儀なくされている。そして個人にもステイホームが呼びかけられる中、自宅でサッカー漫画を読んで過ごしているスポーツファンも多いのではないだろうか。
そこで今回は、数あるサッカー漫画の中で「一番好きな作品」をリサーチ。10代から40代の男性200人を対象に、サッカー漫画に関するアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず5位(3%)にランクインしたのは、樋口大輔氏の『ホイッスル』(集英社)。1998年から2002年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画で、中学サッカーを描いた作品。主人公の風祭将は、サッカーの名門・武蔵森学園中等部の3軍選手だったが、練習に参加できない状況を変えるために転校。いろんな試練を乗り越えながら、春の地区予選では、かつて在籍した強豪・武蔵森学園に挑むという内容。
風祭は小柄な体格で、当初はテクニックも未熟なフォワードだったが、ひたすら努力を重ねて、東京都選抜の選考合宿メンバーに選ばれるまでに成長を遂げる。
続く4位(3.5%)は、原作・伊賀大晃氏、漫画・月山可也氏による『エリアの騎士』(講談社)。06年から『週刊少年マガジン』で連載が始まり、17年に完結。U-15日本代表の10番を背負った兄を持つ、逢沢駆が主人公。中学時代はサッカー部のマネージャーだった弟が偉大な兄の背を追いかけ、選手として成長していく様子を描いた物語だ。
有名なサッカー選手の間でも人気の高い作品で、岡崎慎司選手や中村憲剛選手らも読者として単行本の帯にコメントを寄せている。