瀬戸康史
瀬戸康史

 俳優の瀬戸康史(31)が5月12日、所属事務所であるワタナベエンターテインメントの公式YouTubeチャンネルに、初のイラスト制作動画を配信した。

 この日、瀬戸は「瀬戸と」という意味を込め『セトト』とタイトルをつけたという動画を公開。動画の中では、自粛期間で家にいる時間が多いファンに向けて、少しでも笑顔になれるようにとSNSでイラストを公開し始めた経緯を語った。

 2018年にはアーティストブック『僕は、僕をまだ知らない』(ワニブックス)で絵本を発表しており、イラストのうまさに定評がある瀬戸康史。5月5日のこどもの日には、ツイッターで、「大変な世の中だけど、あなた達の笑顔に救われている人は多いです。ポケモン描いてみたから塗り絵してみて」と絵本のオリジナルキャラや『ポケモン』を線画にしたイラストを投稿し、その実力の高さが話題を集めた。この日アップされた動画では、実際にファンによって瀬戸のイラストに色が塗られた作品を紹介。「どうですか、すごくないですか、クオリティが。ちょっと負けてらんないなってなりますもん!」と塗り絵をベタ褒めした。

 その後、瀬戸は自身のイラストの制作過程を初公開。タブレットを使用し黙々とイラストを描く瀬戸の姿があり、メガネをかけて、時には画面を拡大したりしながら細かい作業をしているようで、「地味なんです、とても。地味です。何回言うねん」と、物静かな口ぶりながら実作業の大変さを説明した。

 絵の持つパワーと瀬戸の優しさが感じられる動画にファンは大絶賛。「自宅の映像だからか自然体でステキです!」「動いてる瀬戸くんが見られた 声が聞けた 嬉しくて泣きそうですよ~」「制作過程を見せてもらって、ますます塗り絵をしたくなってきました」「自然体で話してくれる姿が、とてもすてきです」「塗った絵も見てくれてるんですね!」「本当にファンを大切にしてくれているのが伝わって涙が出ます」と感謝のコメントが集まった。

 動画の中で瀬戸は「この企画は“瀬戸と”なので、僕とこれを見てくださっている皆さん、そしてこの企画に誰か参加していただいて動画の撮影ができればと思っています」とコメント。今後は、『セトト』で、過去に自身がイベントで制作した紙芝居をブラッシュアップしていく姿を公開していくという。

  1. 1
  2. 2