母の日アンケート『サザエさん』『ちびまる子』国民的アニメ「理想の母キャラ」ランキングの画像
画像はアニメ『サザエさん』公式サイトより
全ての写真を見る

 5月10日は母の日。アニメに登場する機会の多い「お母さん」キャラについて、「自分の母親もこんな人だったらなぁ」とつい思ってしまった経験はないだろうか。そこで今回は、アニメに登場する「理想的なお母さんキャラは誰か」について10代から30代の男女200人を対象にアンケート調査を行った。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

 まず全体の6%の人に支持され第5位にランクインしたのは、『名探偵コナン』に登場する妃英理。同作のヒロイン・毛利蘭の母親でクールな弁護士の彼女。毛利小五郎とは別居中であるものの、いまだ婚姻関係が成立していることを知らない読者も多いのでは。選んだ人からは、「自立した大人の女性だが、ツンデレというギャップがある」(35歳・女性)、「頭が良くてかっこいいから」(27歳・女性)というコメントが寄せられた。クールキャラだが登場するたびに新たな一面を見せる彼女。「小五郎とのじれったい関係がいい」(35歳・男性)、「映画版のかわいい妃英理が好き」(38歳・女性)など彼女の多面的な魅力に票が集まったようだ。なお、工藤新一の母であり英理と同級生の工藤有希子は5%の票を獲得し第6位となった。

 続いて、第4位(8%)は『サザエさん』のフグ田サザエ。1969年からアニメの放送が開始され、今となっては日曜日の顔とも言える『サザエさん』。50年以上放送され幅広い世代から認知度が高いゆえに、日曜の夕方から夜にかけて、翌日の仕事や通学を思うと憂うつな気持ちになるという「サザエさん症候群」という言葉まで誕生した。今回はその主人公・おっちょこちょいで天真爛漫なサザエさんが4位となった。選んだ人からは「いつも元気だから」(25歳・女性)、「活発だから」(38歳・男性)、「明るくて元気だから」(31歳・女性)と、とにかく元気なところが評価された。サザエさんを見ているだけで、こちらも明るい気持ちになれるようだ。

 第3位(9%)に支持されたのは、『ちびまる子ちゃん』のお母さん。「まる子!」というどなり声の印象が強い『ちびまる子ちゃん』のお母さんは、昭和のお母さんのイメージの典型。選んだ人からは、「今では味わえない昔ならではの母親像」(30歳・男性)、「ホッとする」(38歳・女性)、「料理や家事をそつなくこなしているから」(17歳・女性)、「ガミガミうるさくいつも怒っているイメージなのに、子ども想いでやさしいところ」(38歳・男性)という意見が集まった。また、その姿に自分の母親を重ねた人も少なくないようだ。なお、お母さんの本名は「さくらすみれ」だが、作中で名前で呼ばれるシーンが少ないためか「まる子の母」と答える人が目立った。

  1. 1
  2. 2