日本最大の小説投稿サイト「小説家になろう」をご存知だろうか。誰でも気軽に小説を投稿できる同サイトからは、アニメ化までされた『Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活』や『この素晴らしい世界に祝福を』、『転生したらスライムだった件』を始めとした数々の人気作が生まれ、無名だった執筆者は一躍人気作家となった。
そんな「小説家になろう」に、『永遠の０』『海賊とよばれた男』『フォルトゥナの瞳』などで知られる人気作家の百田尚樹氏が、まさかの新作小説を投稿。５月６日に公開された『カエルの楽園２０２０』という作品は、わずか２話の投稿でありながら同サイトの日刊ランキング「その他」部門で圧倒的な１位を獲得（７日正午現在）。百田氏のファンのみならず、同サイトを活用している読者にも大きな衝撃を与えた。
すでに知名度の高いプロのベストセラー作家が、小説投稿サイトにて無料で新作を公開するという試みについて、百田氏は「サイトには“プロ作家も投稿可能”とあったので、勇気を出して投稿しました。もちろん無料公開です！」「自粛生活で辛い思いをされている皆さんに、小説家の私ができることはこれくらいしかありません」と自身のツイッターで説明。この太っ腹な対応に、多くのファンから感嘆と感謝のコメントが相次いでいる。
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