■アニメ化にともない大幅に方向転換した作品も!
華麗な“転身”は、漫画からアニメ化する際にも起こります。『魔法の天使クリィミーマミ』(日本テレビ系)に続く魔法少女シリーズ第2弾として、1984年から放送された『魔法の妖精ペルシャ』(日本テレビ系)がそれに当てはまります。
なぜ魔法少女モノに“転身”したのかは定かではないですが、当時女の子から人気だった漫画のペルシャは、ヒットを記録した『クリィミーマミ』の後継を期待するだけの魅力を備えていたのでアニメ制作者の目にとまったのでしょう。
なお、アニメのクレジットでは『ペルシャがすき!』は、「原作」ではなく「原案」という表記になっています。『魔法の妖精ペルシャ』の内容的にはほとんどオリジナル作品に近かったですが、けして原作改変のアニメ化ではないことをつけ加えておきます。
今回は4作品だけの紹介となりましたが、楽しい“転身”を遂げた作品は、まだまだたくさんあります。新型コロナの影響で「Stay home!」が求められる毎日ですが、懐かしの漫画やアニメで過去の記憶を掘り起こしてみてはいかがでしょうか。