この数年、オンラインゲーム業界では『PUBG』や『フォートナイト』といったバトルロワイヤル系ゲームが次々に大ヒット。ファミコン時代からゲームをたしなんできた、アラフォーのおっさんゲーマーも見逃せないほどのムーブメントとなっています。
バトルロワイアル系ゲーム、通称“バトロワ系”と呼ばれるジャンルを簡単に説明すると、定められたエリアに放りこまれた100人とか150人のプレイヤーが殺し合いをして、その中から1人の勝者を決めるというゲームのことを指します。
これは、まさに映画にもなった高見広春氏の小説『バトル・ロワイアル』の設定そのもの。中学校の1クラスが丸ごと島に連れて行かれ、最後の1人になるまで殺し合いをさせられるという内容で、教師役を演じたビートたけしの「ちょっと殺し合いをしてもらいます」というセリフも話題になった作品です。アレをゲームで再現しているのが、“バトロワ系ゲーム”なのです。
バトロワ系というジャンルでは、これまでに『PUBG』や『フォートナイト』、『荒野行動』といったビッグタイトルが生まれましたが、いまだにヒット作品は増え続けています。
そんな中、『ぐるナイ』(日本テレビ系)に出演した女優の本田翼ちゃんが、「1日10時間プレイしている」と公言したバトロワゲームが、『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』です。そんなゲームタイトルに、ばっさーファンの私が引かれないワケがありません。
なにより、この『エーペックス』というバトロワは、フトコロの寂しいおっさんゲーマーにはありがたい“基本無料”で遊べるゲームで、PS4、Xbox ONE、PC版と幅広いプラットフォームが用意されているのも、うれしいところです(超大事)。
■カジュアルな見た目とド派手な戦闘シーン
このゲームの基本的な流れとしては
【1】最初にどのエリアに着地するかを決めて、飛行機から目的地に降下。
【2】建物内などに落ちている武器やアイテムを拾って装備を充実させる。
【3】次第に生存エリアが狭まってくるので、エリア外に出ないように移動する。(エリア外に出るとダメージを受ける)
【4】遭遇した敵とドンパチ交戦して撃破する。
【5】最後まで生き残ったらチャンピオンとなる。
……といった内容になります。こうした基本的なルールは、ほかのバトロワ系のゲームとそれほど変わりはありません。
しかし、銃や重火器の存在する世界観でありながら、どことなく“アメコミ・チック”なキャラクターたちが超常的な能力を駆使して活躍するのが『エーペックス』の魅力でもあります。
現実世界の戦場をリアルに再現した『PUBG』や『バトルフィールド5』と比べ、近未来とファンタジーを融合させた"異世界感"漂う『エーペックス』のワールドは、アニメや漫画好きのおっさんゲーマーにとってなじみやすい世界観と言えるかもしれませんね。