北川景子
北川景子

 2月26日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に、俳優でタレントの工藤阿須加(28)が出演。実写映画『約束のネバーランド』の新キャスト発表の話題について、原作ファンとしての意見を述べた。

 この日の番組では、大人気漫画『約束のネバーランド』(集英社)の実写映画の新キャスト発表のニュースを取り上げ、孤児院の監視役イザベラを女優の北川景子(33)、その手下のクローネ役をお笑い芸人の渡辺直美(32)が演じることが報じられた。

 この作中の重要な役を担うことになった北川は「私でいいんだろうかという思いもあったのですが、本当にコミックに対する愛があるし、イザベラ役に対しても愛がある私だからこそ演じられるイザベラをやっていきたいと思い、お受けしました」とオファーを受けた経緯を番組のインタビューで説明し、原作漫画への愛も明かした。

 一方、渡辺は「(劇中の)イザベラは感情がないので、本番中は瞬きを一切しないんですよ」と北川の鬼気迫る演技に衝撃を受けた様子。

 さらに渡辺は「だけど“はいカット!”ってなったら、ずっと二人でしゃべってふざけたりとかして、すごい楽しかったですね」「北川さんがいてくれなかったら、やれなかったかもしれない」と、現場での北川の存在が大きかったことを語った。

 そして北川とはドラマ『家売るオンナ』シリーズで共演して以来、姉のように慕っている水曜パーソナリティの工藤は「大好きな漫画なんで、北川さんがママ(イザベラの作中での呼び名)の役をやるって聞いてピッタリ(と思った)」「北川さんは絶対大丈夫です」と、ファンの目線からも自信満々に太鼓判を押した。

 この北川景子と渡辺直美というキャスティングについて、SNSでは「適任すぎる」「イザベラとクローネめっちゃしっくり来る」「北川景子のママが美しい……美しすぎる……そして渡辺直美が来るのは意外だったな」「イザベラとクローネ完璧」「北川景子と渡辺直美は違和感ない」「実写化には反対だったけど、イザベラとクローネのキャスティングが刺さりすぎてむしろ見たい」といった声が上がっていた。

「昨年9月、主人公のエマ役は女優の浜辺美波さんが演じると発表されました。その際に原作漫画では孤児たちが12歳までに出荷されるという設定でしたが、実写映画では16歳に引き上げられることが明らかになり、こうした原作からの設定改変には批判的な声も上がっていましたね」(映画ライター)

 そんな背景もあってか、北川景子は「イザベラの年齢設定やキャラクター含め原作の設定を一つも変えないという確約をいただけましたので、思い切ってお受けしようと決めました」と同映画の公式サイトにコメントしている。

 大注目の実写映画『約束のネバーランド』は、今年12月18日から公開となる。